国際ブッカー賞(The International Booker Prize) 歴代受賞作アーカイブ
世界各地の言語から英語に翻訳され、英国またはアイルランドで刊行された優れた翻訳文学とその翻訳者に授与される国際的アワード。ボーダーレスな世界文学の現在地を指し示す最重要賞です。
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2026年
2026年サタンタンゴ
著者: クラスナホルカイ・ラースロー/早稲田みか
2015年マン・ブッカー国際賞受賞。ハンガリー現代文学の巨匠による伝説のデビュー長編(2026年6月 国書刊行会)
2025年度ノーベル文学賞を受賞したクラスナホルカイ・ラースローのデビュー作にして代表作。 ハンガリーのある寂れた農場で、住人たちはかつての村のリーダーが戻ってくるという知らせを受ける。彼らは居酒屋に集い、酔って踊ったり、金儲けを目論んだりして男の帰還を待つ。ある人妻はこの到来を日常からの救いとみなし、ある男はこの英雄に疑いのまなざしを向ける。 泥濘に沈む村を舞台に、死んだはずの男の帰還が見捨てられた人々を狂乱の渦へと突き動かす。 永遠に続くかという雨の中、裏切りと救済、陰謀と悲劇が交錯する。 終わりのない強靭な文体が描く、絶望の果ての光とは。 タル・ベーラ監督により映画史に残る7時間の叙事詩に変容された、空前絶後の傑作。 2014年ベスト・トランスレイテッド・ブック・アワード、2015年マン・ブッカー賞受賞。 【書評の一部】 「終末的な恐怖の渦中で芸術の力を再確認させる」――ノーベル文学賞選考委員会 「現代ハンガリーの黙示録的な巨匠」―― スーザン・ソンタグ 「クラスナホルカイのビジョンの普遍性は、現代文学の小さな関心事をはるかに上回っている」――W・G・ゼーバルト 「その時、私は思ったのです。何かを書かねばならない。もっと深い層における「世界」そのものについて書かねばならないと」 ――クラスナホルカイ・ラースロー(2012年8月24日、『ガーディアン』紙) 【目次】 第一部 第一章 彼奴らがやってくる 第二章 我らは復活する 第三章 知の技法 第四章 蜘蛛の戦略Ⅰ(∞) 第五章 ほころび 第六章 蜘蛛の戦略Ⅱ(悪魔のおっぱい、悪魔のタンゴ) 第二部 第六章 イリミアーシュ演説する 第五章 表から見れば 第四章 昇天あるいは幻覚 第三章 裏から見れば 第二章 仕事は無理難題だらけ 第一章 円環は閉じる
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ブッカー賞(The Booker Prize)
1969年に創設された英語圏最高峰の文学賞。英国またはアイルランドで刊行された英語長編小説を対象とし、現代の世界文学の潮流を決定づける最重要アワードのひとつです。2026年には2023年・2024年の受賞傑作が早川書房より連続で待望の邦訳刊行となります。
ノーベル文学賞(Nobel Prize in Literature)
1901年創設。世界文学の頂点に位置づけられる国際文学賞。国家や言語の境界を越え、理想的な傾向をもって人類に多大な貢献を果たした作家の全業績に授与されます。2026年に刊行される歴代ノーベル賞作家の珠玉の新刊・新訳を特集。
エドガー賞・海外主要アワード
世界最高峰のミステリ文学賞「エドガー賞」や全米批評家協会賞、ネビュラ賞・ローカス賞など、海外の権威ある文学賞・ジャンルアワードで栄冠に輝いた2026年邦訳の必読注目作コレクションです。