あらすじ
父子二代の記憶へ漕ぎ出す、鮮烈な長篇デビュー作 解説:平野啓一郎 台湾を代表する作家であり、世界的に注目を集める作家・呉明益の長篇デビュー作が待望のUブックス化! のちに『自転車泥棒』や『歩道橋の魔術師』にもつながる原初の物語である。 台北で暮らすフリーライターの「ぼく」は、数十年に一度と言われる竹の開花を見るために陽明山に登る。そのときから睡眠のリズムに異常が起きはじめたことに気づき、睡眠の異常に悩む「ぼく」の意識は、やがて太平洋戦争末期に神奈川県の高座海軍工廠へ少年工として13歳で渡り、日本軍の戦闘機製造に従事した父・三郎の人生を追憶していく。三郎が暮らした海軍工廠の宿舎には、勤労動員された平岡君(三島由紀夫)もいて、三郎たちにギリシア神話や自作の物語を話して聞かせるなど兄のように慕われていたが、やがて彼らは玉音放送を聴くことになるのだった――。 記憶の欠片が世代間の断絶をつなぐ再生への物語。
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書籍データ・スペック
| タイトル | 眠りの航路 |
|---|---|
| 著者 | |
| 出版社 / レーベル | |
| 発売日 | 2026年10月26日 (日) |
| ISBN-13 | 9784560072820 |
| 装丁・判型 | 文庫 |
| 作品形式 | 長編 |
| ジャンル・テーマ |